平成 7年 3月 定例会(第1回) 平成7年第1回
水戸市議会定例会会議録第5号
--------------------- 平成7年3月15日(水曜日)
--------------------- 議事日程(第5号) 平成7年3月15日午後2時開議 ( ) 第1回
水戸市議会定例会第 1 議案第7号=ないし=第57号第 2 請願,陳情第 3 閉会中
所管事務調査の件
---------------------本日の会議に付した事件
会議録署名議員の指名
出席説明員の報告 日程第1 議案第7号=ないし=第57号 日程第2 請願,陳情 議案の提出について(議員提出) 議第1号 実効性のある地方分権の推進に関する法律の早期制定を求める要望決議 日程第3 閉会中
所管事務調査の件
勇退議員の紹介
勇退議員のあいさつ
市長あいさつ 議長あいさつ ---------------------出 席 議 員 (29名) 議 長 綿 引 喜 男 君 副 議 長 友 部 明 君 1 番 波 多 昭 治 君 2 番 西 野 奎 吉 君 3 番 仲 田 勇 君 4 番 深 作 康 雄 君 5 番 横 山 茂 弘 君 6 番 田 口 文 明 君 7 番 山 本 勝 一 君 10 番 中 庭 次 男 君 12 番 小 圷 和 男 君 13 番 真 家 功 君 14 番 鈴 木 崇 弘 君 15 番 伊 藤 充 朗 君 16 番 森 富士夫 君 17 番 緑 川 賢 次 君 20 番 須 能 昭 一 君 21 番 村 田 進 洋 君 22 番 大 縄 敬 二 君 24 番 松 本 勝 久 君 25 番 柏 英 一 君 27 番 小 沢 一 郎 君 28 番 中 村 善次郎 君 30 番 福 島 辰 三 君 32 番 三田寺 弘 君 33 番 加 藤 一 嘉 君 34 番 小 林 一 彦 君 35 番 木 村 寛 君 36 番 常 井 成一郎 君
---------------------欠 席 議 員 (1名) 31 番 榎 沢 誠 一 君
---------------------説明のため出席した者 市 長 岡 田 広 君 助 役 飯 村 陽 一 君 助 役 渡 邉 茂 昌 君 収 入 役 大 内 啓 助 君
市長公室長 江 橋 勇 君 総 務 部 長 根 本 瑞 君 財 務 部 長 渡 部 久仁男 君
市民環境部長 竹 内 實 君
保健福祉部長 大 澤 利 治 君
産業経済部長 佐久間 一 郎 君 建 設 部 長 星 野 正 美 君
都市計画部長 佐 藤 研 一 君
下水道部長 板 橋 克 衛 君
常澄支所長 人 見 秀 徳 君
水道事業管理者 緑 川 丈 夫 君 教 育 長 古 橋 貞 夫 君 消 防 長 植 田 侑 男 君 監 査 委 員 石 川 宏 君 参 与 小松崎 常 則 君 参 与 郡 司 富 雄 君 参 与 大和田 正 君 参 与 木 村 善 通 君 参 与 斉 川 稔 君 参 与 郡 司 正 君 連 絡 員 平 戸 道 雄 君
---------------------事務局職員出席者 事 務 局 長 武 藤 光 男 君
事務局次長兼 小 泉 友 次 君 議 事 課 長 総 務 課 長 飯 田 徹 夫 君
議事課長補佐 谷 津 米 壽 君 兼議事係長 調 査 係 長 岩 渕 静 香 君 書 記 茅 根 道 恭 君 書 記 永 井 好 信 君 書 記 荻 沼 学 君 書 記 大久保 克 哉 君 書 記 篠 原 芳 之 君 午後2時8分 開議 〔議長
綿引喜男君議長席に着く〕
○議長(
綿引喜男君) 定足数に達しておりますので,これより本日の会議を開きます。
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△
会議録署名議員の指名
○議長(
綿引喜男君)
水戸市議会会議規則第79条の規定により,
会議録署名議員の指名を行います。20番須能昭一君,21番村田進洋君,22番大縄敬二君,以上3名を指名いたします。
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△
出席説明員の報告
○議長(
綿引喜男君) 次に,
地方自治法第121条の規定により,説明のため議場に出席を求めた者の職,氏名は,本定例会の開会冒頭報告し,あわせて議席に配付した印刷物のとおりでありますので,御了承願います。
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○議長(
綿引喜男君) それでは,これより日程に入ります。 本日の日程は,議案第7号=ないし=第57号,以上51件,それに請願,陳情,閉会中
所管事務調査の件,以上であります。
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△日程第1 議案第7号=ないし=第57号
○議長(
綿引喜男君) それでは,議案第7号=ないし=第57号,以上51件を一括上程いたします。 それでは,ただいま一括上程いたしました51件は,さきの本会議においていずれも各
常任委員会に付託になっておりますので,この際,各委員長からそれぞれ委員会の審査の経過並びに結果について御報告を願うことにいたします。 まず最初に,
都市建設委員長の報告を願います。 16番,
森富士夫君。 〔
都市建設委員長 森富士夫君登壇〕
◆
都市建設委員長(
森富士夫君)
審査決定報告書 都市建設委員会 さきの本会議において,当
都市建設委員会に付託されました議案第23号ほか11件の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 これらの案件については,3月10,13,14日の3日間にわたり,委員会を開催し,慎重に審査を行いましたが,その結果は下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第32号 平成7年度水戸市
一般会計予算中第1表中歳出中第8款(土木費),第11款(災害復旧費),第2表継続費中第8款(土木費),第3
表債務負担行為中
都市建設委員会所管分 本案については,第1表中歳出中第8
款土木費について,第1項
土木管理費では,
既存建築物総合防災対策推進計画の活用策,人にやさしい
まちづくり事業への補助額の
計上根拠等について,
種々質疑応答を重ね,この中で特に委員から,「人にやさしい
まちづくり事業に対する補助が予算計上されているが,実施要項が確定されていない段階での提案には,今後,十分配慮すべきである」との意見がありました。 第2項
道路橋りょう費では,
狭隘道路整備について,
都市基盤整備の遅れている
渡里台地区に対する予算の反映状況,常磐45号線の
整備実態等について,
種々質疑応答を重ね,その中で特に委員から,「常磐45号線については,
測量調査委託に先立ち,民間の開発行為により排水管の埋設が許可されたことは,周辺住民に対する行政の平等という観点に配慮が欠けたのではないか。なお,
渡里台地区については,早急な全体
整備計画の策定により,計画的な執行に努められたい」との意見がありました。 第3項河川費では,
排水路新設改良事業で,予算づけ箇所の状況等について,
種々質疑応答を重ねました。 第4項
都市計画費では,水戸駅
南口周辺市街地整備事業としての
コンベンション施設の
事業規模,泉町・
芸術館周辺整備事業としての
建築物劣化診断の必要性と他地区での実施の考えについて,
種々質疑応答を重ねました。 また,
土木費全般にわたり,
測量調査に要する業者への
委託料合計額,
本市技術吏員の中の
建設技術資格取得者数等について,
種々質疑応答を重ね,その中で特に委員から,「
測量調査等においては,
本市技術職員で対応可能なものは,業者委託に頼ることなく経費の削減に努められたい」との意見が出されました。2 議案第34号 平成7年度水戸市
下水道事業会計予算 本案については,設計業務の地元業者への
委託状況等について,
種々質疑応答がなされました。3 議案第56号 平成6年度水戸市東前第四
土地区画整理事業会計補正予算(第1号) 本案については,
適債事業の
組み方等について,
種々質疑応答がなされました。 以上のほか, 議案第23号
水戸市営住宅条例の一部を改正する条例 議案第29号 水戸・
勝田都市計画事業東前第四
土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例 議案第41号 平成7年度水戸市水戸駅
北口地区市街地再
開発事業会計予算 議案第42号 平成7年度水戸市東前第四
土地区画整理事業会計予算 議案第45号 水戸駅
北口地区再
開発事業地下自転車駐車場連絡道その2
工事委託契約変更について 議案第46号 土地の取得の変更について(
逆川緑地用地) 議案第47号 平成6年度水戸市
一般会計補正予算(第11号)中第1表中歳出中第8款(土木費),第2表
継続費補正中第8款(土木費),第3
表債務負担行為補正中
都市建設委員会所管分 議案第49号 平成6年度水戸市
下水道事業会計補正予算(第3号) 議案第55号 平成6年度水戸市水戸駅
北口地区市街地再
開発事業会計補正予算(第2号)についても,
質疑応答を重ねました。 この後,
付託議案12件を一括採決の結果,いずれも全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 記議案第23号,議案第29号,議案第32号中第1表中歳出中第8款,第11款,第2表継続費中第8款,第3
表債務負担行為中
都市建設委員会所管分,議案第34号,議案第41号,議案第42号,議案第45号,議案第46号,議案第47号中第1表中歳出中第8款,第2表
継続費補正中第8款,第3
表債務負担行為補正中
都市建設委員会所管分,議案第49号,議案第55号,議案第56号 以上,原案を認める。上記のとおり報告する。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿
都市建設委員会 委員長 森 富士夫 以上です。
○議長(
綿引喜男君) 次に,
産業水道委員長の報告を願います。 27番,
小沢一郎君。 〔
産業水道委員長 小沢一郎君登壇〕
◆
産業水道委員長(
小沢一郎君)
審査決定報告書 産業水道委員会 さきの本会議において,当
産業水道委員会に付託されました議案第10号ほか15件の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 これらの案件については,3月10,13,14日の3日間にわたり,委員会を開催し,慎重に審査を行いましたが,その結果は下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第10号 水戸市
中心市街地活性化対策協議会条例 本案については,特に委員から,「
中心市街地の活性化は,当市にとって極めて重要かつ困難な問題であるので,民間の
関係機関等との間で十分な
連絡協議を重ねながら,官民一体となって真剣に取り組まれたい」との意見がありました。2 議案第27号 水戸市
駐車場条例の一部を改正する条例 本案については,委員から,「水戸駅
南口広場駐車場は料金の精算機械を導入して無人化し,24時間体制で徴収を行うとのことであるが,その結果どのくらいの経費節減になるのか。また,今後,他の駐車場についても導入を計画しているのか」との質疑があり,これに対して執行部から,「
料金徴収業務の自動化によって,単
年度当たり100万円以上の経費の節減を見込んでいるが,他の駐車場における今後の
整備計画については,今回の水戸駅
南口広場駐車場での
実施状況等を考慮し,検討していきたい」との答弁がありました。3 議案第32号 平成7年度水戸市
一般会計予算中第1表中歳出中第5款(労働費),第6款(
農林水産業費),第7款(商工費) 本案については,第6
款農林水産業費において,
農地移動適正化あっせん事業及び
農業後継者結婚対策事業の実施状況,
農業経営基盤強化資金の助成対象となる農家の要件と農家戸数,
農道整備事業及び
地籍調査事業並びに
農村総合整備モデル事業における具体的な計画内容,農業公社における各事業の推進状況,
植物公園北側山林の
管理予算措置等について,
種々質疑応答を重ねました。このうち
農道整備事業について,委員から,「相木地区の末端部分については,約二,三十メートルの未
整備区間があるとのことであるが,今後,どのように事業を推進していく方針か」との質疑があり,これに対して執行部から,「未
整備区間については,平成7年度予算において
調査測量費を計上しているが,隣接する内原町では,水戸市側の農道と接続したいとの意向もあるので,内原町との調整を行った上で,ルートを決定し整備を行っていきたい」との答弁がありました。 第7
款商工費においては,自治金融,振興資金,
小規模企業事業資金等中小企業融資制度の利用件数及び利用金額,
中小企業金融機関への預託状況,
街路灯設置事業における設置箇所の決定手続と,設置後の
維持管理費補助など防犯灯との整合性,保和苑における今後の
整備計画と借地の一部返還問題の経過等について,
種々質疑応答を重ねました。このうち
街路灯設置事業について,委員から,「街路灯には,防犯灯あるいは
まちづくりの一環としての
公共的側面もあることから,
維持管理費への補助についても検討を行い,地区の実情に合った事業の執行に当たられたいとの意見が,当委員会の中で重ねて論じられてきたところであるが,これについては現在どのような取り扱いとなっているのか」との質疑があり,これに対して執行部から,「
維持管理費に対する補助など,防犯灯との整合性の問題については,委員会での意見を踏まえ,庁内協議を重ねてきたところであるが,商業振興という街路灯の設置目的から,自治会,町内会が管理する防犯灯とは性格が異なるものとして扱わざるを得ないものである」との答弁があった後,特に委員会から,「関係する商店会,自治会,
町内会等に対して十分に説明を行い,地元の理解が得られるよう努められたい」との意見を示しました。 また,観光費の中で,委員から,「保和苑については,十分な活性化策を講ずる必要があると思われるが,具体的な施策は検討されているのか」との質疑があり,これに対して執行部から,「平成7年度に策定を予定している
観光基本計画の中で,
整備計画等,
保和苑活性化のための諸施策を検討していきたい」との答弁がありました。4 議案第43号 平成7年度水戸市
水道事業会計予算 本案では,
収益的支出における
水道庁舎鉄塔修理工事費,
資本的支出における
減圧弁等設置工事費について,特に議論が集中しました。
水道庁舎鉄塔の今後の取り扱いを含めた
鉄塔修理工事費について,委員から,「庁舎の鉄塔が現在は使用されておらず,老朽化し,震災時に倒壊する危険性まで含めて考慮すると,補修経費ではなく,むしろその撤去について検討すべきである」等との意見が出されました。これに対して執行部から,「
水道庁舎の鉄塔は,
連絡用無線塔としての役割を終え,今日に至っているものであるが,建設後23年を経過し老朽化が進んでいるため,撤去する場合の工法あるいはシンボル的に保存する場合の経費等について,外部に診断を委託し,鉄塔の取り扱いについての判断基準とすべく,今回
予算措置を講じたところである。そして,委託による診断の結果,安全性の確保が可能な場合は,一部補修すべきであると判断し,
修理工事費についても予算を計上したものである。しかしながら,今般の大震災での教訓から,危険を未然に防止するため鉄塔を撤去すべきであるとの当委員会における指摘を十分に踏まえ,今後,鉄塔を撤去する方向でさらに慎重に検討していきたい」等との見解が示されました。さらに,現時点での
鉄塔撤去費の
見積り額等について
質疑応答を行った後,特に委員会より,「
鉄塔修理工事費については,撤去あるいは保存についての方向性が明確になるまで,執行を凍結されたい」との意見を示しました。 また,
常澄地区への給水問題の中での
減圧弁等設置工事費について,委員から,「
減圧弁等の
設置工事については,現在でも渇水時には
水戸地区から送水していること,さらには
常澄地区の井戸水の水質が,必ずしも十分に良好な状態にないことなどから,こうした
設置工事をまたずに,
水戸地区から
常澄地区への給水を早急に実施すべきである」等との意見が出されました。これに対して執行部から,「現在布設してある
常澄地区への連絡管を常時使用するためには,
減圧弁等を設置して,夜間の水圧の上昇に伴う
石綿セメント管の損傷を防止し,
仕切り弁開閉作業と水圧設定の自動化を図る必要があるので,今回
予算措置を講じたものである。これによって,
常澄地区の予定水量1日約3,300トンのうち約1,200トンを
水戸地区の浄水場から給水することが可能になると積算しており,また,
常澄地区の水源である8本の井戸中2本については,75%の取水制限を行い,平成7年度予算で森戸・
下入野地区へ連絡管を布設して
水戸地区からの
安定的給水を図るとともに,井戸水の水質について早急な改善に努めたい」等との見解が示されました。この後,改めて委員から,「
常澄地区への安全な水道水の
安定的供給については,他の事業に優先して早急に実施すべきである」との意見が出されました。また,特に委員会として,「
常澄地区の水質悪化の原因については,徹底的な解明を行われたい。今後は,議会に対しその分析結果を随時報告し,市民が不安を抱くことのないよう十分配慮されたい」との意見を示しました。 以上のほか, 議案第12号 水戸市
水道部企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例 議案第26号 水戸市
公設地方卸売市場条例の一部を改正する条例 議案第28号 水戸市
農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例 議案第30号 水戸市
水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例 議案第36号 平成7年度水戸市
公設地方卸売市場事業会計予算 議案第39号 平成7年度水戸市
駐車場事業会計予算 議案第40号 平成7年度水戸市
農業集落排水事業会計予算 議案第47号 平成6年度水戸市
一般会計補正予算(第11号)中第1表中歳出中第5款(労働費),第6款(
農林水産業費),第7款(商工費) 議案第51号 平成6年度水戸市
公設地方卸売市場事業会計補正予算(第2号) 議案第53号 平成6年度水戸市
駐車場事業会計補正予算(第1号) 議案第54号 平成6年度水戸市
農業集落排水事業会計補正予算(第3号) 議案第57号 平成6年度水戸市
水道事業会計補正予算(第2号)についても,
公設地方卸売市場事業会計予算における
市場運営協議会先進地調査経費の削減理由,
魚残滓置場の
設置予定箇所,
農業集落排水事業における今後の
整備計画等について,それぞれ
種々質疑応答を重ねました。 この後,
付託議案16件を一括採決の結果,いずれも全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 記議案第10号,議案第12号,議案第26号,議案第27号,議案第28号,議案第30号,議案第32号中第1表中歳出中第5款,第6款,第7款,議案第36号,議案第39号,議案第40号,議案第43号,議案第47号中第1表中歳出中第5款,第6款,第7款,議案第51号,議案第53号,議案第54号,議案第57号 以上,原案を認める。上記のとおり報告する。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿
産業水道委員会 委員長
小沢一郎 以上でございます。
○議長(
綿引喜男君) 次に,文教福祉委員長の報告を願います。 17番,緑川賢次君。 〔文教福祉委員長 緑川賢次君登壇〕
◆文教福祉委員長(緑川賢次君)
審査決定報告書 文教福祉委員会 さきの本会議において,当文教福祉委員会に付託されました議案第9号ほか14件の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 これらの案件については,3月10,13,14日の3日間にわたり,委員会を開催し,慎重に審査を行いましたが,その結果は下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第32号 平成7年度水戸市
一般会計予算中第1表中歳出中第3款(民生費),第4款(衛生費)中文教福祉委員会所管分,第9款(消防費),第10款(教育費),第2表継続費中第10款(教育費),第3
表債務負担行為中文教福祉委員会所管分 本案については,民生費では,老人日常生活用具給付等経費で在宅のひとり暮らし老人等に対する緊急通報装置の貸与について,6年度の設置状況,年齢別内訳及び7年度の設置数,在宅福祉サービス経費で寝たきり老人,介護を要する痴呆性老人のための住宅改造に係る助成内容,衛生費では,婦人の健康づくり事業経費で骨粗しょう症検診を女性対象とした理由,狂犬病予防経費では,法改正に伴う予防接種の内容,消防費では,震災対策費で阪神大震災を教訓とした都市づくりの考え方,教育費では,学校運営関係経費で楽器購入に伴う小・中学校の予算額と購入計画,千波小学校大規模改造事業費で改修に至る経緯及び内容,将来の児童数予測と学区見直し,運動場拡張の考え方,学校給食共同調理場費では,中学校の食器改善に伴う施設整備と実施年度,(仮称)東水戸文化公園用地購入に伴う債務負担行為では,用地購入の見通し等について
種々質疑応答を重ねました。特に委員から「緊急通報システム事業については,一部,制度そのものの認識がない方もあり,対象世帯と現状が一致してない面も見受けられるので,的確に対象者の把握に努めながら,啓蒙を密にして,幅の広い形での配置をされたい」との意見が出されました。 また,阪神大震災を教訓とした安全な都市づくりの面から論議があり,執行部から「阪神大震災の甚大な被害にかんがみ,従来の考え方を見直す機会であると認識し,自主防災組織の育成強化,食料品の備蓄,耐震性貯水槽の増強整備,被害を想定した防御体制等,防災計画の見直しの中で十分反映していきたい」との答弁があった後,委員から「震災に対する学校設備面での予算はどうなのか」との質疑があり,これに対して「特に予算化したものはないが,建築基準の見直しなどが予想されるので,今後対応していきたい」との答弁があり,さらに,「災害を教訓に,学校における震災に対する危機管理という意識の問題をさらに強め,災害に対する児童,生徒の対応の仕方について教師ともども災害を想定した訓練をするなど,今できるものは何かということで,積極的に取り組んでいきたい。また,避難所としての学校の役割を改めて認識し,消防あるいは指導機関と連携を深めながら体制を整えていきたい」との答弁がありました。2 議案第33号 平成7年度水戸市国民健康保険会計予算 本案については,成人病予防健診助成費で脳ドックの検診助成人員と指定病院,国保短期被保険者証交付の内容等について
種々質疑応答を重ねました。特に委員から「短期被保険者証の交付に当たっては,低所得等により本当に納付困難な者と悪質な滞納者との状況把握をするのが大切である。納税相談の中でお互いに納得した上で保険者証の検印をすべきであり,面談に応じない悪質な滞納者への短期被保険者証の郵送はすべきでないと思うがどうなのか」との質疑が出され,執行部から「意見を踏まえ,十分検討していきたい」との答弁があった後,委員から「短期被保険者証の交付は納税相談をより充実させながら,市民との信頼関係の中で,不平等にならないよう施策の展開を図られたい」との意見が出されました。 以上のほか,議案第9号 水戸市外国人高齢者及び重度障害者福祉手当支給条例,議案第11号 水戸市語学指導を行う外国青年の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例,議案第19号 水戸市心身障害児及び心身障害者福祉手当支給条例の一部を改正する条例,議案第20号 水戸市ホームヘルパーの派遣に関する条例の一部を改正する条例,議案第21号 水戸市ねたきり老人福祉手当支給条例の一部を改正する条例,議案第22号 水戸市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例,議案第24号 水戸市消防団員の定員,任免,給与,服務等に関する条例の一部を改正する条例,議案第25号 水戸市国民健康保険条例の一部を改正する条例,議案第38号 平成7年度水戸市老人保健会計予算,議案第44号 水戸市立稲荷第二小学校移転改築屋内運動場建設工事請負契約締結について,議案第47号 平成6年度水戸市
一般会計補正予算(第11号)中第1表中歳出中第3款(民生費),第4款(衛生費)中文教福祉委員会所管分,第9款(消防費),第10款(教育費),第2表
継続費補正中第3款(民生費),第10款(教育費),議案第48号 平成6年度水戸市国民健康保険会計補正予算(第5号),議案第52号 平成6年度水戸市老人保健会計補正予算(第2号)についても,
種々質疑応答を重ねた後,
付託議案15件を一括採決の結果,いずれも全会一致をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。 記議案第9号,議案第11号,議案第19号,議案第20号,議案第21号,議案第22号,議案第24号,議案第25号,議案第32号中第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分,第9款,第10款,第2表継続費中第10款,第3
表債務負担行為中文教福祉委員会所管分,議案第33号,議案第38号,議案第44号,議案第47号中第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分,第9款,第10款,第2表
継続費補正中第3款,第10款,議案第48号,議案第52号 以上,原案を認める。上記のとおり報告する。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿 文教福祉委員会 委員長 緑川賢次
○議長(
綿引喜男君) 次に,総務環境委員長の報告を願います。 14番,鈴木崇弘君。 〔総務環境委員長 鈴木崇弘君登壇〕
◆総務環境委員長(鈴木崇弘君)
審査決定報告書 総務環境委員会 さきの本会議において,当総務環境委員会に付託されました議案第7号ほか13件の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 これらの案件については,3月10,13,14日の3日間にわたり,委員会を開催し,慎重に審査を行いましたが,その結果は下記のとおりであります。 以下,審査の概要を申し上げますと,1 議案第32号 平成7年度水戸市
一般会計予算(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分,第5款,第6款,第7款,第8款,第9款,第10款,第11款,第2表継続費中第8款,第10款,第3
表債務負担行為中文教福祉委員会,
都市建設委員会所管分を除く) 本案については,歳入では,固定資産税で負担調整率の適用,税負担について,民生費負担金で児童措置費現年度分負担金について,国庫補助金中土木費国庫補助金で,市街地再開発事業調査費補助金の算出等について,
種々質疑応答を重ねました。 歳出では,総務管理費中一般管理費で平和都市関係経費について,芸術館費で利用状況と市民参加事業について,防災諸費で防災計画の見直しと災害時の生活必需品等の備蓄について,戸籍住民基本台帳費で市民課窓口施設整備事業について,清掃費中塵芥処理費で第1最終処分場跡地整備事業等について
種々質疑応答を重ねました。 その後,特に委員から,「①戦後50年記念イベントの開催地については,市民,各界,各層の人々からの浄財を集めて建てられた平和の像がある駅南平和公園で開催されなければ,意味がないのではないか。②新規事業としての証明受付用無人ボックスについては,水戸駅北口に設置を予定しているということであるが,ペデストリアンデッキの上では,管理等の観点から問題があるのではないか。」等の質疑が出されました。これに対して執行部から,「①場所については,まだ,決定していないが,駐車場その他の条件もあり,駅南平和公園についても参考にしていきたい。②社会が非常に複雑化し,土・日・夜間においても受け付けをしてほしいという声もあるため,松戸市の例を参考に,24時間対応できるような形の中で試行的に行いたい。」等の答弁がありました。その後,特に委員から「①水戸市が空襲された日について,市民の中にも知らない人が相当いるのではないか。戦争が風化しつつある中で,市民に呼びかけて資料収集を本格的に始めなければ,後世に語り継がれるような資料が集められないのではないか。本年を資料収集の元年にしてはどうか。②予算書の歳入積算内訳等の説明欄の中で,国庫支出金,県支出金の基本額及び補助基準の記載については,なお一層理解しやすいものとされたい。」等の意見が出された後,採決の結果,賛成多数をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。 以上のほか,議案第7号 水戸市職員の勤務時間,休暇等に関する条例,議案第13号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例,議案第14号 水戸市女性行動計画策定委員会条例の一部を改正する条例,議案第15号 水戸市自転車
駐車場条例の一部を改正する条例,議案第16号 水戸市公害対策審議会条例の一部を改正する条例,議案第17号 水戸市生活環境施設整備基金条例の一部を改正する条例,議案第18号 水戸市議会議員及び市長の選挙における選挙運動用自動車の使用及び選挙運動用ポスターの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例,議案第31号 昭和61年8月における台風10号による被災者に対する市税等の減免に関する条例を廃止する条例,議案第35号 平成7年度水戸市墓地公園事業会計予算,議案第47号 平成6年度水戸市
一般会計補正予算(第11号)(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分,第5款,第6款,第7款,第8款,第9款,第10款,第2表
継続費補正,第3
表債務負担行為補正中
都市建設委員会所管分を除く),議案第50号 平成6年度水戸市墓地公園事業会計補正予算(第2号)についても,それぞれ
種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも全会一致をもって,原案を可決すべきものと決定いたしました。 このほか,議案第8号 平成7年度における固定資産税及び都市計画税の納期の特例に関する条例,議案第37号 平成7年度水戸市市民会館事業会計予算についても,
種々質疑応答を重ねた後,採決の結果,いずれも賛成多数をもって原案を可決すべきものと決定いたしました。 記議案第7号,議案第8号,議案第13号,議案第14号,議案第15号,議案第16号,議案第17号,議案第18号,議案第31号,議案第32号(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分,第5款,第6款,第7款,第8款,第9款,第10款,第11款,第2表継続費中第8款,第10款,第3
表債務負担行為中文教福祉委員会,
都市建設委員会所管分を除く),議案第35号,議案第37号,議案第47号(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分,第5款,第6款,第7款,第8款,第9款,第10款,第2表
継続費補正,第3
表債務負担行為補正中
都市建設委員会所管分を除く),議案第50号 以上,原案を認める。上記のとおり報告する。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿 総務環境委員会 委員長 鈴木崇弘
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○議長(
綿引喜男君) 以上で各委員長の報告は終わりました。 この際,討論の通告がありますので,これを許します。 10番,中庭次男君。 〔10番 中庭次男君登壇〕(拍手)
◆10番(中庭次男君) 日本共産党の中庭次男でございます。 本議会に提案された議案51件のうち15件,つまり議案第8号,20号,25号,26号,29号,32号,33号,34号,36号,37号,41号,42号,43号,47号,48号について,反対いたします。 理由の第1は,市民の暮らしと福祉を守る立場から,増税と公共料金の値上げ,福祉教育の切り捨てに反対いたします。固定資産税は評価替えを含め,8億3,700万円の増税になります。土地の価格は下落しているのに増税では,市民生活は大変であります。保育料も連続値上げであり,園児1人当たり年2万2,252円の父母負担増になります。3歳児未満の保育料の最高限度額は月6万円を超し,父母負担の限度を越えています。ホームヘルパーの利用料も,昨年度に続いて値上げであり,高齢者に温かい市政が望まれます。 昨年4月に,三の丸幼稚園を含む水戸市立幼稚園が4園廃止され,さらにこの4月から新荘幼稚園も廃止されます。1万2,000名の署名を無視した教育切り捨ての政治であります。戦後最悪の不況が依然として続く中で,保育料や固定資産税の値上げ,さらに昨年の水道料金,国保税の値上げを前提とした来年度予算は,市民の暮らしをますます圧迫するものであります。 国は,国保の事務費に対する補助金を,本年度,94年度補正会計でさらに減額をいたしました。国民健康保険制度は社会保障制度であり,国の補助金カットは,この社会保障制度の目的に反し,ひいては国保税の値上げをもたらすものであり,強く反対するものであります。 また,市民会館,公設市場の使用料の消費税転嫁の撤回を求めるものであります。 第2の理由は,大企業優先の
まちづくりをやめ,地元中小業者の経営を守り,市民の環境をさらによくする立場から反対をいたします。250億円の水戸駅北口再開発に続いて,総額1,000億円が見込まれる水戸駅南口開発を進める調査費が組まれました。水戸駅北口再開発では,大手商業資本の丸井が売り場面積を3倍に伸ばし,売り上げも伸ばし,駅前一極集中をもたらし,水戸市と商工会議所の調査でも,丸井前は1日の通行量が2万人もふえたのに,南町は2万8,000人も減り,中心商店街は大きな打撃を受けました。さらに,水戸駅南口の開発で駅前一極集中が強まり,大手企業の進出が見込まれ,地元商店はさらに大きな打撃を受けることが予想されるのであります。 さらに,赤塚駅周辺整備を進める2億3,200万円の予算が組まれました。赤塚駅北口再開発では,地元地権者,特に借地,借家人が撤退や廃業を余儀なくされることになります。この開発を見直し,借地人,借家人の権利と生活を守る
まちづくりを強く求めるものであります。県庁移転先の笠原地区周辺の
まちづくりを区画整理で住民犠牲で進めようとしておりますが,区画整理事業の撤回を求めるものであります。東前第四土地区画整理事業は,30%以上の減歩を伴うものであり,反対であります。 第3は,住民合意の行政を進め,民主主義を守る立場から反対いたします。東部浄化センターの建設について,地権者は反対の立場を貫いており,建設は不可能であります。しかし,水戸市は,第4次総合計画では,あくまでも建設をするとしております。市長は,東部浄化センター建設を断念し,一日も早い公共下水道普及のため,県の那珂久慈流域下水道参入を強く求めるものであります。 運営費と建設費返済で年間約20億円を費やす芸術館は,依然として入場者が減る傾向にあり,塔入場者も含めると94年は,前年比で1万人も減っています。芸術館運営を抜本的に見直し,条例も改め,市民の要求に合った運営の改善を求めるものであります。 第4は,市民サービスの向上と職員の待遇改善を求める立場から反対いたします。正職員は,職員定数を満たさず,定数より20名も少なく,職員定数の完全配置を求めるものであります。嘱託,臨時職員は,合計で413名で,全職員の19%にもなっております。ホームヘルパー,学校給食調理員,公民館嘱託職員の正職員化と待遇改善を求めるものであります。清掃収集に携わる現業職員と行政職員との賃金格差は直ちに是正すべきであります。 以上で,反対討論を終わります。
○議長(
綿引喜男君) 以上で討論は終わりました。 これより採決いたします。 それでは,ただいま一括上程の議案第7号=ないし=第57号,以上51件は,いずれもただいま委員長報告のとおり,原案を可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
綿引喜男君) 起立多数。よって,議案第7号=ないし=第57号,以上51件は,いずれもただいま委員長報告のとおり,原案を可決することに決しました。
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△日程第2 請願,陳情
○議長(
綿引喜男君) 次に,請願,陳情に入ります。 それでは,さきの議会において関係委員会に付託いたしました請願,陳情について,各委員長からそれぞれ委員会の審査の経過並びに結果について御報告を願うことにいたします。 まず最初に,
都市建設委員長の報告を願います。 16番,
森富士夫君。 〔
都市建設委員長 森富士夫君登壇〕
◆
都市建設委員長(
森富士夫君) さきの本会議におきまして,当
都市建設委員会に付託されました請願,陳情につきまして,慎重に審査いたしました結果,次のとおり決定いたしましたので,御報告申し上げます。 なお,内容につきましては,既にお手元に配付してあります報告書のとおりでありますので,朗読を省略させていただきます。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿
都市建設委員会 委員長 森 富士夫 以上です。
---------------------------------------〔朗読を省略した委員長報告〕
都市建設委員会請願陳情審査報告書1 採択すべきもの 請願第 9号 普通河川「江川」の改修に関する請願 (平成6年) 水戸市渡里町1169 渡里常磐地区土地改良区 理事長 寺門朝寿 外108名提出 陳情第 2号 道路の拡幅及び下排水溝等の整備実現に関する陳情 水戸市渡里町2748-2 八木岡光雄 外812名提出 上記の請願,陳情については,市長に送付し,その処理の経過並びに結果の報告を請求すべきものと審査決定した。 よって,次の意見を付して報告する。 意見 請願第 9号 普通河川「江川」の改修に関する請願 本請願については,願意に沿うよう努力されたい。 陳情第 2号 道路の拡幅及び下排水溝等の整備実現に関する陳情 本陳情については,願意に沿うよう努力されたい。1 継続審査とすべきもの 請願第 8号 浄化槽管理移管請願 (平成3年) 水戸市住吉町192-137 ニュータウン住吉管理自治会 会長 石山力男 外79名提出 請願第 5号 公共下
水道事業の早期実現に関する請願 (平成4年) 水戸市笠原町979-99 東笠原団地町内会長 中村道男 外678名提出 陳情第 3号 下水管布設に関する陳情 (平成3年) 水戸市河和田町633 高阿田 晄 外6名提出 陳情第 3号 下水路の早期整備をもとめる陳情 (平成4年) 水戸市見川3-960 見川地区自治連合会長 塙 淳 外109名提出 上記の請願,陳情については,いずれもなお検討を要するため,継続審査とする。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿
都市建設委員会 委員長 森 富士夫
---------------------------------------
○議長(
綿引喜男君) 次に,
産業水道委員長の報告を願います。 27番,
小沢一郎君。 〔
産業水道委員長 小沢一郎君登壇〕
◆
産業水道委員長(
小沢一郎君) さきの本会議におきまして,当
産業水道委員会に付託されました請願につきまして,慎重に審査いたしました結果,次のとおり決定いたしましたので,御報告申し上げます。 なお,内容につきましては,既にお手元に配付してあります報告書のとおりでありますので,朗読を省略させていただきます。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿
産業水道委員会 委員長
小沢一郎---------------------------------------〔朗読を省略した委員長報告〕
産業水道委員会請願審査報告書1 継続審査とすべきもの 請願第 2号 日本の農林業と食料・環境を守る政策確立についての請願 (平成6年) 水戸市梅香1-1-4 食とみどり,水を守る
水戸地区労農市民会議 小野瀬哲則 提出 本請願については,なお検討を要するため,継続審査とする。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿
産業水道委員会 委員長
小沢一郎---------------------------------------
○議長(
綿引喜男君) 次に,文教福祉委員長の報告を願います。 17番,緑川賢次君。 〔文教福祉委員長 緑川賢次君登壇〕
◆文教福祉委員長(緑川賢次君) さきの本会議におきまして,当文教福祉委員会に付託されました請願,陳情につきまして,慎重に審査いたしました結果,次のとおり決定いたしましたので,御報告申し上げます。 なお,内容につきましては,既にお手元に配付してあります報告書のとおりでありますので,朗読を省略させていただきます。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿 文教福祉委員会 委員長 緑川賢次
---------------------------------------〔朗読を省略した委員長報告〕 文教福祉委員会請願陳情審査報告書1 継続審査とすべきもの 請願第14号 同和対策の法失効後における実効ある措置を求める請願 (平成3年) 水戸市平須町1824-22 茨城県部落解放運動連合会水戸支部 小松崎俊一 提出 請願第 7号 完全学校5日制の早期実現を求める請願 (平成6年) 水戸市三の丸1-1-42 茨城県教職員組合中央支部水戸班 班長 桐原正規 提出 請願第 1号 「保育所措置制度の堅持・拡充を求める意見書」の提出に関する請願 水戸市平須町1824-22 社会福祉法人小川会 理事長 高橋 将 外5名提出 陳情第 4号 法期限内事業の完了,自立の条件整備をはかる経過措置の具体的保障を求める陳情 (平成3年) 水戸市平須町1824-22 茨城県部落解放運動連合会水戸支部 小松崎俊一 提出 陳情第 2号 一般対策への円滑な移行を実現するため,事業の適正化,経過措置に限定した事業内容にする意見書採択を求める陳情 (平成4年) 茨城県結城市大字結城13443番地 茨城県部落解放運動連合会 執行委員長 小沢龍造 提出 陳情第 4号 「同和対策」の新たな法的措置をふまえ,部落差別完全撤廃にむけての取り組みを求める陳情 (平成4年) 茨城県古河市中田808-1 部落解放同盟茨城県連合会 執行委員長 石川辰衛 提出 陳情第 1号 診療報酬の引上げ及び改善を求める陳情 (平成5年) 茨城県土浦市文京町1-50 富士火災ビル3F 茨城県保険医協会 会長 桜井保之 提出 陳情第13号 保育所措置制度への「利用契約方式」導入に反対する陳情 (平成5年) 水戸市平須町1824-22 社会福祉法人小川会 理事長 高橋 将 外1名提出 陳情第 4号 最低保障年金制度の創設等をもとめる国への意見書の提出についての陳情 (平成6年) 水戸市見川5-127-281 茨城平和会館内 全日本年金者組合茨城県本部 岸野正信 提出 陳情第 7号 年金改悪反対,制度の拡充を求める陳情 (平成6年) 茨城県つくば市東新井16-2 筑波ハイツ113号 茨城県自治体労働組合連合 代表者 金子 勉 提出 上記の請願,陳情については,いずれもなお検討を要するため,継続審査とする。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿 文教福祉委員会 委員長 緑川賢次
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○議長(
綿引喜男君) 次に,総務環境委員長の報告を願います。 14番,鈴木崇弘君。 〔総務環境委員長 鈴木崇弘君登壇〕
◆総務環境委員長(鈴木崇弘君) さきの本会議におきまして,当総務環境委員会に付託されました請願,陳情につきまして,慎重に審査をいたしました結果,次のとおり決定いたしましたので,御報告申し上げます。 なお,内容につきましては,既にお手元に配付してあります報告書のとおりでありますので,朗読を省略させていただきます。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿 総務環境委員会 委員長 鈴木崇弘
---------------------------------------〔朗読を省略した委員長報告〕 総務環境委員会請願陳情審査報告書1 採択すべきもの 陳情第23号 信号機の設置を求める陳情 (平成6年) 水戸市袴塚3-2-30 袴塚錦子供会育成会 会長 山元 謙 外343名提出 本陳情については,市長に送付し,その処理の経過並びに結果の報告を請求すべきものと審査決定した。 よって,次の意見を付して報告する。 意見 陳情第23号 信号機の設置を求める陳情 本陳情については,願意に沿うよう努力されたい。1 継続審査とすべきもの 請願第17号 小吹清掃工場から大気中に排出される物質の測定に関する請願 (平成3年) 水戸市見川1-1198-1 矢田部礼子 外8名提出 請願第 4号 従軍慰安婦問題等日本の戦後責任をはたすために資料公開・謝罪・補償を求める意見書提出についての請願 (平成4年) 水戸市梅香2-1-39労働福祉会館 日本婦人会議水戸支部支部長 田村 君江 提出 請願第 8号 市役所窓口業務(印鑑登録証明書,住民票,戸籍謄本等の発行)の土,日祭日実施及び非行政機関等での簡易サービス実施に関する請願 (平成6年) 水戸市桜川2-2-35 茨城県産業会館11F 社団法人 水戸青年会議所 理事長 奥田俊裕 提出 請願第 2号 大工町周辺地域の生活環境整備に関する請願 水戸市大工町1-5-16 信願寺町町内会 会長 星野文雄 外7名提出 陳情第11号 ダイオキシンの測定等に関する陳情 (平成3年) 水戸市小吹町1664 小吹町環境整備促進協議会 会長 小林儀一 提出 陳情第 8号 消費税の税率引き上げに反対,廃止を要求する陳情 (平成6年) 水戸市見川5-127-281 茨城平和会館内 茨城県労働組合総連合 近澤重男 外2名提出 陳情第11号 真に国民のための公共事業推進を求める陳情 (平成6年) 水戸市千波町1962-2 全建設省労働組合関東地方本部常陸支部 支部長 中村 進 提出 陳情第20号 騒音,粉塵の公害をなくすことをもとめる陳情 (平成6年) 水戸市酒門町4415-1 久保田伊佐男 外392名提出 陳情第22号 「核兵器の使用」に関する陳情 (平成6年) 水戸市見和1-434-1 茨城県原爆被害者協議会 会長 茂呂祐三 提出 陳情第 1号 水戸平和記念館設立を求める陳情 水戸市若宮1-2-7 水戸平和記念館を創る会 会長 和知忠雄 外3,555名提出 上記の請願,陳情については,いずれもなお検討を要するため,継続審査とする。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿 総務環境委員会 委員長 鈴木崇弘
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○議長(
綿引喜男君) 次に,議会運営委員長の報告を願います。 15番,伊藤充朗君。 〔議会運営委員長 伊藤充朗君登壇〕
◆議会運営委員長(伊藤充朗君) さきの本会議におきまして,当議会運営委員会に付託されました陳情につきまして,慎重に審査いたしました結果,次のとおり決定いたしましたので,御報告申し上げます。 なお,内容につきましては,既にお手元に配付いたしてあります報告書のとおりでありますので,朗読を省略させていただきます。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿 議会運営委員会 委員長 伊藤充朗 以上でございます。
---------------------------------------〔朗読を省略した委員長報告〕 議会運営委員会陳情審査報告書1 継続審査とすべきもの 陳情第16号 議員定数二名削減に関する陳情 (平成6年) 水戸市見川3-142-5 浅野吉彦 外7,550名提出 陳情第17号 市議会の自主解散を求める陳情 (平成6年) 水戸市上水戸2-1-10 今野 博 外7,557名提出 陳情第18号 議員定数の削減に反対する陳情 (平成6年) 水戸市双葉台2-28-4 田村武夫 外14名提出 陳情第19号 議員定数削減及び市議会の自主解散に反對する陳情 (平成6年) 水戸市新荘1-5-11 日本婦人有権者同盟水戸支部 支部長 酒泉松枝 提出 上記の陳情については,いずれもなお検討を要するため,継続審査とする。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿 議会運営委員会 委員長 伊藤充朗
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○議長(
綿引喜男君) 以上で各委員長の報告は終わりました。 これより採決いたします。 それでは,ただいまの請願,陳情は,いずれもただいま委員長報告のとおり決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
綿引喜男君) 起立多数。よって,ただいまの請願,陳情は,いずれもただいま委員長報告のとおり決しました。
---------------------------------------
△議案の提出について
○議長(
綿引喜男君) 次に,
水戸市議会会議規則第14条の規定により,議員から議案が提出されておりますので,
事務局次長から報告させます。 〔
事務局次長,報告〕
---------------------------------------議第1号 実効性のある地方分権の推進に関する法律の早期制定を求める要望決議
---------------------------------------
△議第1号 実効性のある地方分権の推進に関する法律の早期制定を求める要望決議
○議長(
綿引喜男君) それでは,お諮りいたします。ただいま提出されました議第1号を日程に追加し,直ちに上程いたしたいと思いますが,これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
綿引喜男君) 御異議なしと認め,議第1号を上程いたします。
--------------------------------------- 議第1号 実効性のある地方分権の推進に関する法律の早期制定を求める要望決議 別紙案文のとおり提出する。 平成7年3月15日
水戸市議会議長 綿引喜男殿 提出者 水戸市議会議員 山 本 勝 一 〃 伊 藤 充 朗 〃 森 富士夫 〃 緑 川 賢 次 〃 大 縄 敬 二 〃 松 本 勝 久 〃 柏 英 一 〃 福 島 辰 三 〃 小 林 一 彦
---------------------------------------
○議長(
綿引喜男君) それでは,
事務局次長から案文を朗読させます。 〔
事務局次長,朗読〕
--------------------------------------- 実効性のある地方分権の推進に関する法律の早期制定を求める要望決議(案) 政府は,昨年12月25日に「地方分権の推進に関する大綱方針」を閣議決定し,地方分権推進の基本理念,基本方針及び今後の推進方策のあり方を示したところである。 このことは,政府が地方分権の必要性を認識され,地方分権の実現を一歩前進させたものとして,一定の評価ができるものである。 しかしながら,この「地方分権の推進に関する大綱方針」は,内容に明確でないところが多く,今後の地方分権の推進にいささか危惧を覚えるものであり,21世紀を展望し,地域の特性に応じた個性ある地域づくり及び住民福祉の一層の向上を図るためには,抜本的な地方分権の推進が不可欠である。 よって,政府においては,「地方分権の推進に関する法律」の早期成立を図るとともに,その法律においては,地方分権を計画的に推進するために十分な機能を有する地方分権推進委員会の設置等,実効方策を盛り込むよう強く要望する。 上記決議する。 平成7年3月15日 内閣総理大臣 自治大臣 あて(各通) 総務庁長官 衆参両院議長 水戸市議会
---------------------------------------
○議長(
綿引喜男君) それでは,お諮りいたします。本案については,提案理由の説明を省くことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
綿引喜男君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 お諮りいたします。本案については,委員会の付託を省くことに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
綿引喜男君) 御異議なしと認め,さよう決しました。 これより採決いたします。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
綿引喜男君) 総員起立。よって,議第1号は原案のとおり可決することに決しました。
---------------------------------------
△日程第3 閉会中
所管事務調査の件
○議長(
綿引喜男君) 次に,閉会中
所管事務調査の件を上程いたします。 本件は,お手元に配付いたしてあります印刷物のとおり,各
常任委員会及び議会運営委員会から閉会中
所管事務調査の申し出があったものであります。 お諮りいたします。本件は,各
常任委員会及び議会運営委員会の申し出のとおり決定することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
綿引喜男君) 御異議なしと認め,さよう決しました。
--------------------------------------- 閉会中
所管事務調査一覧表 (平成7年第1回
水戸市議会定例会)◯総務環境委員会 1 総合企画及び文化行政について 2 行政事務の改善,能率化及び情報公開について 3 工事契約及び検査業務について 4 財政運営状況について 5 住民事務及び公聴広報活動について 6 環境保全及び防災行政について 7 環境衛生行政について 8 市民会館,文化福祉会館運営について◯文教福祉委員会 1 社会福祉施設の整備,障害者(児)福祉及び保護対策について 2 高齢福祉及び児童福祉対策について 3 国民健康保険及び老人保健事業の運営について 4 保健予防行政について 5 消防及び救急業務について 6 学校教育の運営について 7 教育施設の整備及び維持管理について 8 社会教育,施設の整備及び管理運営,文化財保護対策について 9 青少年の健全育成対策について 10 運動施設の設置及び管理運営について 11 図書館及び博物館について 12 学校給食の管理運営について◯
産業水道委員会 1 農業,林業,畜産業,商工業の振興対策について 2 土地基盤整備事業について 3 観光資源の開発,整備について 4 中小零細企業育成と金融対策について 5 市場における流通対策について 6 駐車場について 7
水道事業及び水資源対策について◯
都市建設委員会 1 道路及び橋りょうの整備について 2 河川の管理及び整備について 3 住宅の建設及び管理について 4 都市計画施設の整備について 5 面整備及び市街地再開発事業について 6 都市公園及び緑化事業について 7 下水道及び都市下水路の整備について◯議会運営委員会 1 議会運営に関する事項 2 議会の会議規則,委員会に関する条例等に関する事項 3 議長の諮問に関する事項 4 次期定例会等の会期及び議事日程等に関する事項
---------------------------------------
△
勇退議員の紹介
○議長(
綿引喜男君) 次に,今議会をもって市議会議員の任期を満了し,後進に道を譲られることになりました議員各位を御紹介申し上げます。 中村善次郎君
小沢一郎君 柏 英一君 鈴木崇弘君 以上,4名が勇退されます。
---------------------------------------
△
勇退議員のあいさつ
○議長(
綿引喜男君) それでは,各
勇退議員から,それぞれ退任のごあいさつがございます。 それでは,まず最初に,中村善次郎君。 〔28番 中村善次郎君登壇〕(拍手)
◆28番(中村善次郎君) 光陰矢のごとしと申しますけれども,昭和38年に議員になりまして,8期32年が過ぎました。当時の市長は,山本市長でございました。その後,木村市長,和田市長,佐川市長,そして現在の岡田市長と,実に5人の市長の水戸市政にかかわってくることができました。 また,予算も見てみますと,今から言いますと,当時は一般会計においてわずか15億円余でございましたので,ただいま可決されました水戸市の予算と比較しましても,隔世の感を感じます。 その中で,私は,人間主義とは何か,政策とは何かということを常に自分に問いながら,どのような時代にあっても隆盛に流されることなきスタンスに立って,市民生活直結の政治活動に心がけてまいりました。 今では,県民100万人加入しております交通災害共済制度の創設とか,あるいは市制100周年記念事業など,議会を去るに当たりましてほうふつとして思い起こされるものがあり,長いこと水戸市政にかかわってきた充実感とともに,我が胸に去来するものがあり,まことに感慨無量なものがございます。 特に最後の4年間となりました8期目は,皆様の温かいお励ましによりまして,第45代の議長も務めさせていただき,園遊会のお招きもいただき,かつ藍綬褒章も賜りました。ひいては,この伝統ある水戸市議会の本会議場に額まで掲げてくださいました。皆様の御厚情は私の終生忘れ得ぬものとなりました。ここに厚く御礼を申し上げるものでございます。 終わりに当たりまして,どうか皆様方の御健勝を心から御祈念申し上げますとともに,来る4月の改選には,市民の信託を得て,皆様おそろいで御当選なされまして,水戸市政発展のためにますます御活躍くださいますことを心から念じるものでございます。 執行部におきましても,岡田市長初め皆様方の御壮健にして,そして市民生活の幸せのために御精励賜りますことを心から御期待を申し上げるものでございます。 皆さん,長い間,本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(
綿引喜男君) 続きまして,
小沢一郎君。 〔27番
小沢一郎君登壇〕(拍手)
◆27番(
小沢一郎君) 3月の定例議会という貴重なお時間を拝借いただきまして,このようにお別れのごあいさつを申し上げる機会をいただきましたことを,議長初め執行部,そして議員諸君の皆さん方の心からなる御配慮に感謝を申し上げる次第でございます。ありがとうございます。 今も中村議員からお話ございましたが,私は,1期おくれること7期28年でございます。まさに歴代の市長さん,やはり私も同様に5人の方々に,ときには相対峙し,ときには協調し,いわば市民サイドという形をとりまして,そういうスタンスのもとに是々非々の政治を心がけてまいったつもりでございます。 未熟な時代は,当然皆さん方に多分に迷惑をおかけしたこともあろうかと思いますけれども,今振り返ってみますときに,やりおおせたんだなということが,まず一番先に心に去来してまいるわけでございます。これもひとえに皆様方の御協力のたまものであると,このように考えております。 また,その間,私自身が常に申し上げて皆さん方にも御理解いただいているように,慈悲という言葉を中心といたしまして,福祉という言葉の中に自分を生かしたい,こういうようなことから,皆さん方から,内外から,「福祉の小沢」というまことにありがたいニックネームをちょうだいいたしまして,身に余るニックネームだと,このように考えているわけでございます。 間もなく私もいわゆる高齢社会のメンバーの中に---もうちょっとありますけれども,入ります。となれば,議会を,議員をやめましてからも,新しい立場での私の役割の一端がそこにあろうかという感じもいたしているわけでございます。 これまで皆さん方にいろいろと御迷惑をおかけした点については,改めて本席からおわび申し上げます。 いずれにいたしましても,この28年間私なりにやってきたものというものが,何らかの形でこれからの,特に岡田市政という中で,第4次総合計画の中にも幾つか私の意見なども入れさせていただきましたが,それらが1つ1つ実現してまいりますこれからの10年を,一市民という立場で,側面から応援もさせていただき,またお役に立たせていただきたいと,このように考えているわけでございます。 皆様方の厚い御信頼を賜りましたことを改めて,重ねて御礼申し上げ,特にまた執行部の皆さん方にもいろいろ難しい注文なども申し上げたことはおわびをいたしますが,それもともにこの水戸市をよくしようという気持ちのあらわれだったというふうに御解釈いただいて,お許しいただきたいと思います。 長い間,本当にありがとうございました。心から感謝を申し上げます。(拍手)
○議長(
綿引喜男君) 続きまして,柏英一君。 〔25番 柏英一君登壇〕(拍手)
◆25番(柏英一君) 日本社会党の柏英一でございます。貴重な時間の中,このような場を設けてくださいまして,まことにありがとうございます。 この4月で退任するに当たりまして,一言ごあいさつを申し上げさせていただきます。 私のこの3期12年間,おかげさまで大過なく過ごすことができ,議員の皆さん,市長初め執行部の皆さん,そして市職員の皆さんからの御厚情に対しまして,心から感謝を申し上げます。 在任市長も,和田市長,佐川市長,そして現在の岡田市長の時代にかかわることができました。
常任委員会は,1期目が前半,後半とも文教委員会,2期目は前半,後半とも建設委員会に所属し,その2期目前半の建設委員会では副委員長を務めさせていただき,3期目の前半,2年間は文教福祉委員長を務めさせていただき,この2年間は建設委員会に所属してまいりました。また,議会選出の農業委員として,またこの2年間は議会選出の監査委員にも選出をいただき,務めてまいりました。2期目,3期目のこの8年間,社会党市議団の団長を務めてきたこともあり,皆さんから大変御協力をいただいてまいりました。 思い出に残る事業としては,水戸市制100周年,そして全国都市緑化フェアの開催,常澄村との合併などがありました。この私の12年間は,まさに得がたい体験や教訓となって,一市民として生きる今後の私にとって,大きな励ましとなっていくことと思っております。 非力な私でありますので,皆さんからは歯がゆく,足手まといに感じられたこともしばしばであったと思いますけれども,快くおつき合いをいただきましたことを感謝申し上げます。皆さんの御厚情に重ねて御礼を申し上げます。 これからの水戸市が第4次総合計画の順調な推進をたどりながら,文化都市・水戸のさらなる発展と市民福祉の充実,向上を図り,市民の負託に一層こたえていかれることを念願しております。そのためにも,とりわけこの4月23日投票の水戸市議会議員選挙には,現職皆さんの全員の上位当選を心から念じております。 議員の皆さん,そして市長初め執行部,そして市職員の皆さん,大変お世話になりまして,ありがとうございました。皆さんの御多幸,御繁栄を念じ,退任に当たってのごあいさつとさせていただきます。大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
○議長(
綿引喜男君) 続きまして,鈴木崇弘君。 〔14番 鈴木崇弘君登壇〕(拍手)
◆14番(鈴木崇弘君) 貴重な時間を割き,ごあいさつの機会をいただきまして,まことにありがとうございます。 顧みまして104年の歴史と伝統の水戸市議会に皆さんの友情のもと,12年間席を同じくできました光栄と,この演壇で市民の代表として発言ができたことに改めて感謝を申し上げる次第であります。 幸いにこの間,21世紀を展望した都市づくりのための第3次,第4次の水戸市総合計画の策定と議決に加わることができました。これらは私にとって長く記憶に残ると思います。 最後になりましたが,皆様のますますの御健勝とともに,水戸市議会の御発展と生き生きとした文化都市・水戸創造のため,御活躍されることを御祈念いたしまして,ごあいさつといたします。 本当にありがとうございました。(拍手)
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△
市長あいさつ
○議長(
綿引喜男君) この際,市長から発言を求められておりますので,これを許します。 市長,岡田広君。 〔市長 岡田広君登壇〕
◎市長(岡田広君) 平成7年第1回定例市議会を終了するに当たり,ごあいさつ申し上げます。 本定例市議会には,平成7年度予算を初め,重要な案件を提案いたしましたところ,議員各位におかれましては,市政発展のために貴重な御意見を賜り,全議案を可決いただき,深く感謝を申し上げます。 今回可決いただきました予算の執行に当たりましては,全職員一丸となって努力してまいる所存でありますので,よろしく御指導,御鞭撻のほどをお願い申し上げます。 また,今市議会定例会は,議員の皆様方の任期最後の定例会でございます。皆様方には平成3年以来4年間にわたり,市民生活向上のため,御尽力を賜り,この間,市政進展に大きな成果が見られましたことは,まことに御同慶の至りであり,市民とともに厚く御礼申し上げる次第であります。 私は,平成5年10月17日に皆さま方を初め,多くの市民の御支援により,新しく水戸市政を担うこととなりましたが,皆さまの御指導,御協力により,円滑な市政運営を推進させていただいておりますことに重ねて厚く御礼を申し上げます。 過去4年間を顧みますと,都市機能の強化を図るため,元台町河和田線にかかる好文橋,河和田飯島線,50号バイパスに結ぶ見川線,それぞれの開通など,都市計画幹線市道の整備を進めるとともに,商店街及び施設等の利用者の利便を考慮した駐車場案内システムの設置,さらには水戸駅
北口地区市街地再開発事業による駅前広場のペデストリアンデッキ,再開発ビル「マイム」の完成により,21世紀に躍進する魅力ある水戸を目指して,県都の玄関口である水戸駅周辺が装いを新たにしたところであります。 また,水と緑に恵まれた千波湖周辺で開催されました第10回全国都市緑化いばらきフェアにおいては,県内外から167万人の入場者を迎え,水戸市出展のパビリオン,恐竜館にも56万人を超える多くのお客様が来館し,大盛況の中,美しい自然と共生する公園都市・水戸の印象を広くアピールしたことは言うまでもなく,自然の大切さや緑化活動への関心が人々の心に植えつけられ,今日都市緑化運動の芽は着実に育っていると思われます。 福祉行政におきましては,障害者福祉向上のため,身体障害者療護施設「いこい」及び精神薄弱者通所授産施設分場「みのり」の開設や,保育行政の充実のため,新原保育所の移転改築など,きめの細かな施策を進めるほか,高齢化社会にふさわしい,豊かで生きがいに満ちた福祉社会実現を目指して,水戸市老人保健福祉計画や長期的な展望と総合的な視点に立った
福祉政策を展開するため,第2次総合福祉計画の策定がなされました。 本市の伝統ある教育文化の向上を目指す教育行政におきましては,国田小・中学校併設校の建設,市内各中学校への教育用コンピュータ及び可動式机,いすの導入,小学校給食用食器の改善など,教育環境の整備促進に努めるとともに,教育の総合的な質の向上を目指した総合教育研究所の開設など,未来を担う子供たちの育成にも力を注いでまいりました。 さらには,市民1人1人が学習を通して,ゆとりと潤いのある豊かさを実感できる生涯学習社会の構築に向けて水戸好文カレッジを設置し,学習機会の支援,充実を進めているところであります。 また,自然を愛し,環境を保全するため,環境を育む水戸市行動計画の策定を初めとして,ごみ減量運動の展開,不燃物再資源化施設の整備,第二最終処分場建設など,地球環境保全に向けた行動を行政が率先して実行していくことといたしました。 さらに,利用者の需要から,斎場第1式場の増設及び自走式立体駐車場建設を進め,施設整備の充実と市民の利便性の向上に努めてまいりました。 本市の大きな課題でもあります下水道につきましては,市民要望にこたえて事業の促進に努めてまいりましたが,幹線整備から面的な枝線整備へと移行してまいりました。 また,那珂川雨水ポンプ場建設,桜川第2ポンプ場建設など,水害への備えにも配慮し,地域の生活環境整備の一環として平須地区や飯富地区における
農業集落排水事業の整備を進めてまいりました。 また,平成元年9月に水戸市,常澄村の両議会に広域行政調査特別委員会が設置されて以来,平成4年3月3日の水戸市,常澄村の合併に至るまで,両市村議会を初め,関係各位の合併に向けた一方ならぬ御尽力に対し,深甚なる感謝の意を表するものであります。現在,
常澄地区におきましては,合併建設計画に基づき,広域交通体系や公共下水道,東前地区の土地区画整理事業などの
都市基盤整備を初め,保健福祉サービスの充実,教育環境の整備,
下入野地区における
農業集落排水事業,南消防署常澄出張所の建設及び分団の整備による消防体制の充実など,各分野において地域住民の生活,福祉,教育環境等の充実,向上のため努力を続けているところであります。 平成6年には水戸市の大きな飛躍を目指し,恵まれた自然,歴史などの水戸らしさを生かした健康で住みやすい都市づくりを目指して,議員各位の御指導,御協力のもと,水戸市第4次総合計画が策定され,これらを踏まえた平成7年度予算において,私たちの水戸市は,21世紀に向け大きな第1歩を踏み出したわけであります。 以上,申し述べましたが,この4年間の行政運営において,水戸市政史上に輝く多くの成果を上げることができましたことは,水戸市民の胸の中に深く刻まれることと確信をいたします。 今回の選挙に立候補されます皆様には,御当選の栄に浴され,引き続き水戸市政発展のために御尽力くださいますよう心からお祈り申し上げます。 また,後進に道を譲られます方々には,これまでの御労苦に対しまして感謝の意を申し上げ,今後とも御健勝にて,市政発展のため御協力を賜りますようお願い申し上げまして,お礼の言葉といたします。
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△
議長あいさつ
○議長(
綿引喜男君) それでは,議員の任期中最後の市議会定例会の閉会に当たりまして,一言ごあいさつ申し上げます。 平成5年6月14日に議長に就任以来,今日まで2年間,議長という要職を務めさせていただきまして,まことにありがとうございます。この間,長引く不況,激動する社会情勢のもと,財政の健全化,福祉,教育,環境問題,そして地方中核都市としての市の将来を展望する水戸市第4次総合計画の策定など,数多くの論議を尽くし,市政進展のために努力することができました。 今期をもって,中村議員,小沢議員,柏議員,鈴木議員の4名の方々が後進に道を譲ることになり,さらには渡部部長,星野部長も3月31日をもって定年で勇退されるということでありますので,この際,皆様方の市政に尽くされました功績と御苦労に対しまして深い敬意と感謝を表するとともに,今後とも市政進展のために,変わらぬお力添えを賜りますようお願い申し上げます。 また,来る4月23日には市議会議員の選挙が行われるわけでございますが,選挙に立候補される議員各位におかれましては,今後とも市政発展と市民生活の安定,市民福祉の向上のために御尽力され,健康に十分留意し,御活躍されますことを心から祈念いたします。 最後に,この4年間,そして議長在任2年の間,皆様方から賜りました御厚情に対しまして心から感謝申し上げまして,お礼のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
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△閉会
○議長(
綿引喜男君) 以上をもちまして,今期定例会に付議されました事件は,すべて議了いたしました。 よって,平成7年第1回
水戸市議会定例会を閉会いたします。 午後3時31分 閉会...